菅原 健彦


Profile

1962年東京に生まれる。多摩美術大学にて日本画を専攻し、卒業するや異彩を放つ新人として、一躍日本画壇から注目を集める。
1996年自然豊かな山梨に移住。その地で桜の老木に出会う。以降桜樹への傾倒が始まり、現在の菅原芸術の扉が開かれていく。画中の神代桜や淡墨桜は、花びらを丹念にそして優美に再現する日本画の伝統技法とは一線を画する。濃淡、明暗、かすれなどの大胆な筆法で、画家は自然界に潜む生命のダイナミズムを極めて抽象的に描きだす。驚異的なまでの宇宙エネルギーを体現した桜は、優美な静寂さをもあわせ持ち、壮大かつ繊細な生命の波動を奏でる世界を創りだしている。