ユトリロ ヴラマンク 荻須 展

5/24 - 6/24

Galerie taménaga Osaka



Introduction

ギャルリーためなが大阪では、6月24日(日)まで、近代絵画の巨匠、モーリス・ユトリロ(1883-1955)、モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)、荻須高徳(1901-1986)、三人の展覧会を開催しております。

産經新聞、日経新聞、朝日新聞では展覧会記事が大きく掲載され、すでにご来廊いただきましたお客様からも高評価をいただいております。どうもありがとうございました。

20世紀初頭、芸術の都パリではキュビズムをはじめ美術運動が次々に起こり、若く才能に溢れた多彩な芸術家たちが世界中からこの大都市に集まり活躍しました。1909年未来派宣言、1916年ダダイズム、1924年にはシュルレアリズムが誕生します。
モンマルトルではモディリアニやピカソ、デュフィ、ドンゲンたちがアトリエを構えていましたが、物価の高騰により、移民芸術家たちが率先して、生活費の安価な郊外モンパルナスに移り住むようになります。モンパルナスではモディリアニやスーチンをはじめキスリング、シャガール、ドンゲン、藤田、ピカソ、ミロ、ジャコメッティなど、それぞれが迸るほどの独創的な才能を開花させます。

その一方で、こうした同時代の美術の動向には関心を示さず、独自の画風の確立に力を注ぎ、個性的な世界を築き上げた画家たちがいました。ユトリロとヴラマンクは、そういった画家たちを代表する作家と言えます。そしてこの二人に強い影響を受けた荻須もその一人と言えるでしょう。モンマルトルの街路や壁を哀愁と静けさが漂う詩的な作品として描いたユトリロ。大都会パリの現代生活や文明から離れ、厳しい自然とそこに暮らす人々の素朴な村々を力強いタッチと大胆な構図で描いたヴラマンク。そして荻須は、パリの下町の建物の壁、石畳の道に宿る人々の生活感など、どこか懐かしさを感じさせる作品を描き続けました。

本展では、共にパリの古い街並みや郊外の風景を描きながら、各々独自の表現を築き上げ、時代に名を遺した三人の作品約30点を一堂に展覧致します。是非ご高覧いただきたくご案内申し上げます。


Gallery Information