菅原 健彦

2020年3月1日 - 2020年4月12日
TOKYO

開催概要

樹齢数百年を超える樹木の幹から放たれる力強い生命力に喜びを感じながら、菅原はその力を自らの作品に込めて描きます。古木の命が永遠であるよう祈る心が画中に響きます。
越前の手すき和紙の裏から墨をにじませたり、日本で最も古い墨として知られる松煙墨でひび割れをあえて作ったりと、日本画の伝統技法を用いる一方で、常に新たなる可能性を追求する菅原の作品は創意に富んでいます。

2016年に開催して以来、4年ぶりとなる本展は、主題に松を加えてから初の個展となります。
三春や神代桜、淡墨桜、臥龍の松、霧降の滝などを題材にした新作約40点のお披露目に際し、2012年弊社パリ店での初個展以降これまで手がけてきた作品から新作まで画家の魅力を余すことなく収録した大判画集も刊行致します。

狩野永徳の豪放さ、そして長谷川等伯の繊細さを継承しつつ、偉人を超える境地へと向かう菅原の作品をご堪能戴きたく、ご案内申し上げます。

アーティスト紹介

会場情報

休廊のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大に伴いまして、

4月7日(火)~5月6日(水)まで休廊とさせていただきます。

7日(木)以降は通常通り営業を予定しておりますが、

変更がある場合には再度お知らせいたします。

 

東京都中央区銀座7-5-4

開廊時間 月-土:11:00 – 19:00  日・祝:11:00 – 17:00