チェン ジャン ホン

2012年5月26日 - 2012年6月24日
OSAKA

開催概要

チェン・ジャン・ホンの描く世界は、静謐さをたたえると同時にエネルギッシュな生命力がみなぎる。

このたび、ギャルリーためなが大阪におきまして 5月26日(土)から6月24日(日)まで、チェン・ジャン・ホン展を開催する運びとなりました。本展では、日本の展覧会のために描いた新作を含む 油彩30点 を展観いたします。
チェン・ジャン・ホン(陳江洪1963年 中国、天津生まれ)
1979年、天津の美術学校に入学し、最難関として知られる北京中央美術学院に進学。1987年パリへ移住、1988年からはパリのエコール・デ・ボザールに学び、以来パリにアトリエを構え、制作を続けています。デビュー以降は世界各地で展覧会を行い、1989年、ポンピドゥセンター(Paris)にて展覧会を開催し、フランスでの評価を高めていきます。2006年からはギャルリーためながにて定期的に個展を開催。渡仏以来20年ぶりとなる2007年、母国上海の個展では『17世紀に活躍した中国の巨匠、八大山人(1626 ‐1705中国、清代初期の画家)を彷彿させる確かな技術力を持つ西洋絵画の誕生』と、絶賛を浴びます。現在は活躍の場を世界へと広げ、2009年にはニューヨークのフォーブス美術館にて個展を開催。昨年2011年秋、ギャルリーためながフランス(Paris)の個展では、フランスはもとより、欧米やアジアのコレクターをも魅了し、大成功を収めております。
中国に生まれ、フランスを拠点に世界で活躍するチェン・ジャン・ホンは、東洋と西洋、伝統と革新、静と動の調和を確かな技術力のもと探求し続けています。墨と油彩を巧みに操る独自の技法により、ぼかし・滲み・飛沫を組み合わせた諧調は、相反する要素を違和感なく共存させ、独自の空間を創りだしています。作品の主題として、中国の伝統的な花鳥画である「蓮」を制作し続けていますが、近年では蓮同様、中国人画家には馴染み深い「竹」を手がけ、好評を博しています。また、躍動的な作風に、優美な細い線、赤や緑の鮮やかな色彩を巧みに用い、奥深い作品へと創造の場を広げています。
皆様に、チェン・ジャン・ホンの繊細な美的感性と炸裂するエネルギーをご堪能いただきたくご案内申し上げます。

アーティスト紹介

会場情報

1-4-1 SHIROMI, CHUO-KU HOTEL NEW OTANI OSAKA – ARCADE 1F

540-0001 OSAKA

JAPAN

11:00 – 20:00 会期中無休