1964年高知県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程油画専攻。
厚みのある楕円や水滴の形状にした半立体的な木材を支持体とし、色鉛筆や油絵具を用いて自然風景を描き出す。モチーフである風景や草花は画家の幼少時代の記憶を元に、時に取材を行いながら醸成された空想上のもので、支持体の樹の模様や絵具により偶然的に生み出された表情から更にイメージを広げ、昇華させていく。樹の肌合いを感じられる表層と精緻に描かれた美しい自然とが相まって、作品は繊細かつ清廉な空気を放っている。

作品一覧

  • 森の気 – 晴嵐

  • 薔薇の花滴

  • 森の気 – 朧

  • 薔薇

  • 薔薇

  • 春の息吹

展覧会