大竹 寛子
岐阜に生まれる。東京藝術大学で日本画を専攻。文化庁新進芸術家海外派遣制度でニューヨークに滞在。日本画の伝統的技法である岩絵具や箔、金泥を用いて表情豊かな色調と質感で優美な夢幻世界を描き出す。モチーフである蝶や花を、流動的な時間の象徴、または心や魂の象徴として捉え、生成、成長、そして消滅へと変容する儚くも美しい命を繊細に表現する。その一方でライブパフォーマンスやファッション、インテリアなど、企業とのコラボレーションを数多く手掛け、日本画のジャンルを超えるその活動は国内外で高い評価を得ている。