1926年、フランス北部のサン・カンタンに生まれる。
第二次世界大戦中の1943年、16歳にしてパリ美術学校に入学し、ボナールの弟子モーリス・ブリアンションに師事する。1952年にローマ賞を受賞し、翌年から4年間ローマに留学。1956年にヒューストンで最初の個展が開催され、その後も精力的に、シカゴ、ニューヨーク、トロントなどの北米各地で展覧会を重ねる。1967年には国際形象展に出品。翌年にはロシア、タシュケント美術館(旧ソビエト連邦)、1986年にはシャロン・シュール・ソーヌ美術館にて、そして2005年にはヨーロッパ宮殿現代美術館にて展覧会を開催。
彼の作品は、パリ市立美術館、シカゴ美術館など世界各国の美術館に収蔵されており、日本では山形美術館の買上げを受けている。また、グルノーブル医科大学のモザイク壁画、客船フランス号のパネル装飾、さらにはホテルニューオータニ東京のラウンジを飾る大壁画、大阪フェニックスホールの連作壁画を手掛けるなど、モニュメンタルな仕事も多い。2007年没。

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