1925年フランスに生まれ、リヨン美術学校に学ぶ。
初期の頃は、南仏やポルトガル、ヴェニスを好んで描いたが、その後パリをはじめとするフランス各地の街並を独特の柔らかいタッチで描くようになる。白を基調とする洗練された色彩を奔放な躍動感のある筆勢にのせて描き出す風景は、詩情とリズムに満ち、繊細かつ洒脱な空間を構成している。
彼の作品はパリ市立近代美術館をはじめとし、ニース、トゥールーズ、ナンシー等の各地の美術館、また日本では山形美術館の買上げを受けている。多彩な創作の一端として、ローザンヌのトノン・レ・バン校のモザイク壁画やコレットの著作「紳士クラブ」の挿絵などが知られている。
近年には、地方議会の要請によりリヨン近郊にあるサン・ジャック・デザレ教会の壁画の制作を手掛け、話題を集めた。2017年にはレジオンドヌール勲章を受賞。

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