深尾 力三
1946年群馬県に生まれる。1971年渡仏。レマン湖畔等を経てオーヴェル=シュル=オワーズにアトリエを構え、欧州を中心に活動。2012年以降はパリと京都にアトリエを構え、現在に至る。赤と黒を基調に大胆かつ繊細な日本人の美意識を具現化し、均衡と調和という独特の律動を生み出す。
洗練された秩序とその底に流れるとてつもない力や整然とした構図の中に秘められた強烈な個性と、全作品における完成度の高さには定評があり熱狂的なコレクターが多い。
大英帝国博物館・日本美術名誉顧問ローレンス・スミスは「彼は世界中で賞賛されるに値する真に国際的な画家である。」と賛辞を惜しまない。
また、シュルレアリスムを生み出したフランスの詩人ルイ・アラゴンは「RIKIZOの芸術について語るには及ぶまい。想像力の夢見るままに、まかせようではないか。」と述べている。
コレクションに大英帝国博物館、アヌシー市美術館、スイス航空、スイス・ユニオン銀行、ジュネーブ市、他多数。