1881年スペイン生まれ。幼少期より父親から指導を受け、バルセロナの美術学校、王立サン・フェルナンド美術アカデミーで学ぶ。幼少時から卓越したデッサン力を示し、1900年に初めてパリを訪れる。1904年からバトー・ラヴォワール(洗濯船)にアトリエを構え、エコール・ド・パリの作家達と交わる。1902年頃からの青の時代、1904年頃からのばら色の時代、1907年のアヴィニヨンの娘たちを筆頭にアフリカ彫刻の時代、1910年代のキュビスムの時代を挟み、1918年頃から新古典主義の時代、1925年頃からはシュルレアリスムの時代、1937年には大作ゲルニカを制作し、戦後はベラスケスなど他作家の作品のオマージュを制作するなど、時代によって目まぐるしく変化する作風が特徴的な作家である。多様な作風に加え、版画、彫刻、セラミックなど様々なメディアで大きな成功を収め、世界中のコレクターを魅了している。
