トム・クリストファー
OSAKA
開催概要
ギャルリーためなが大阪にて『トム・クリストファー展』を2017年11月3日(金)から12月3日(日)まで開催いたします。当画廊では1993年ギャルリーためながニューヨークの初個展以来、パリ、東京、大阪にて定期的に個展を開催し、大阪では3年ぶり8回目の展覧会となります。本展では従来の鮮やかな色彩とは対照的なモノクローム作品を新たに加え、この展覧会のために描いた最新作を含む初公開作品、約30点を一堂に展観いたします。
トム・クリストファーは写実性をベースにしながらも、鮮烈な色彩、定まらない視点、わずかなデフォルメを好んで加え、この都市が抱える不安定な緊張感を表現すると同時に、夢を追い求め活力に満ちたニューヨークの真の魅力を描き出します。リアルタイムのニューヨークを独自の視点で描き続ける彼の作品は、人工と自然の光が乱反射するまばゆい煌めきの中に摩天楼、イエローキャブ、自転車メッセンジャー、そして通りを行き交う個性豊かな男女を躍動感溢れる筆致で映し出します。
是非この機会に、トム・クリストファーが描くニューヨークの魅力を存分に味わって頂ければ幸いです。
トム・クリストファー(1952年~)
1952年カリフォルニア州ハリウッドに生まれ、パサディナ・アート・センターにて美術を学んだトム・クリストファーは、1981年よりニューヨークに居を構え、この大都市を描き始めます。
1995年、ニューヨーク・ロックフェラーセンターの壁画を制作、1998年、タイムズ・スクエアに巨大壁画(9m×7m)を制作、2001年、9.11テロ事件後には、ワールドトレードセンターを題材に描いた作品が全米に感銘を与え話題となり、作品はニューヨーク市立美術館に買い上げられ展覧されています。また、2008年にはアメリカンアートのコレクションで名高いバトラー美術館(アメリカ オハイオ州)で個展を開催し、近年では、2012年にNYUランゴン・メディカルセンターの壁画、2016年プエルトリコの壁画プロジエクトなど、多岐に渡って活躍の場を拡げ、画家としての名声を更に高めるにいたっております。
所蔵作品はニューヨーク市立美術館、CBS社、タイムワーナー社を始め、元ニューヨーク市長であるルドルフ・ジュリアーニ氏や、元アメリカ大統領夫人のローラ・ブッシュ女史、ベネトン社のルチアーノ・ベネトン氏等、コレクターに名を連ねております。
アーティスト紹介
会場情報
1-4-1 SHIROMI, CHUO-KU HOTEL NEW OTANI OSAKA – ARCADE 1F
540-0001 OSAKA
JAPAN
10:00 – 19:00 会期中無休