新京都(いまきょうと) ─ 古都から千年先へ ─
2024年11月23日 - 2024年12月15日
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KYOTO
KYOTO
開催概要
秋が深まり、紅葉が美しい季節を迎える京都にて、ギャルリーためなが京都では、11月23日(土)から12月15日(日)まで「新京都(いまきょうと)」展を開催いたします。「新京都」は、古き良き日本の文化や美術を連綿と受け継いできた京都という場所から、日本の現代の作家の魅力を発信し、千年先まで作品を残していきたいという想いを込めスタートした企画展です。
本展を含めますと京都にゆかりのある作家14名にご参加頂いている「新京都」は今年で3回目を迎えておりますが、京都から発信する現代の美術も少しずつ新たな広がりを見せているように感じています。古都を巡る中での新しい美術との出会いは意外な発見であったり、千年の歴史の流れを経て今に繋がる感性に触れる喜びであったりと、「新京都」ならではの多様な楽しみ方として本展を受け止めて頂ければ幸いです。
架空の人工的な構造物や植物などが混在する空間を組み上げるように描く江上里絵子、箔焼きという技法を用いて変色させた金属箔を組み合わせて制作する日本画の田口涼一、自らが撮影した旅先や風景の写真を元に、そこに映り込んだ見知らぬ人々を油彩で描く田中梢、岩絵具の発色を活かし自然界の動植物をテーマに作品を制作する樋口新、現代において大量に流れては消えていく情報や記憶の断片を、アクリルを用いて絵画として残す山﨑愛彦。本展では豊かな表現力を持つアーティスト5名が一堂に会し、約30余点に及ぶ作品をご覧いただけます。
日本画も油画も隔たり無く今の京都を見せていくことが出来る幸せを皆様と分かち合いながら、「新京都」をより一層多くの方達にご高覧賜りたくご案内申し上げます。
作品一覧
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Sound of Silver −桜時−
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Sound of Silver −往昔−
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パンサーと花瓶
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花卉図
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8da0b6 (Big grass)
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8da0b6 (Glimpses, Circular Reasoning)
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2009.7.23(遠浅の海)
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2023.10.28(釣り人)
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TWE_O57
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TWE_O54
アーティスト紹介
会場情報
京都府京都市東山区上堀詰町265-7
開廊時間 全日 11:00 – 19:00